施術記録 膝関節 内側痛に対して
こんにちは ふじです!
今日は臨床での施術内容について記していこうと思います。
よろしくお願い致します。
(患者情報)
右股関節 骨折 人工関節置換術
両膝関節 変形性膝関節症
体幹前傾姿勢
両股関節、膝関節 伸展制限 内旋傾向
足関節 外反 少し硬い
主訴)右股関節(大転子上)痛 、 両膝関節内側 動作時痛
基本動作)基本的に自立しているが歩行はシルバーカー使用
(施術)
①股関節の外旋が硬い為、内旋筋群の筋短縮を確認→リリース
②足関節の内反が見られる為 前脛骨筋、後脛骨筋の筋緊張を確認→リリース
(結果)
足関節の内反傾向が改善、それに伴い膝関節、股関節の内旋も少し
改善が見受けられた。
膝関節の歩行時痛もいつもに比べ小さい様子。
(考察)
股間節、膝関節、足関節の内旋、内反を改善した事により
膝関節の疼痛が緩和したので、下肢の内旋によって
内側部に荷重がかかり疼痛が出現していたと考える。
次回以降は後脛骨筋などと筋連結のある腸腰筋などの筋緊張を改善し
前傾姿勢の改善に努め歩行動作の改善を図っいこうと考えております。